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遮熱のお話

 今日も冷え込んでいますね
暖かい家が良いですね~! と言うことで「遮熱」
断熱という言葉は聞き憶えがあっても
一般の方には 遮熱という言葉はあまりご存知ないかも知れません
しかしこの遮熱という理論は これからの家造りに重要な事かも知れません
先日 某遮熱材メーカーさんのセミナーを聞く事が出来ました
僕自身もとても勉強になりますしたので 少しお話させていただきます 

まず「熱」というのはとても難しい問題です
熱は一般的に温度という数値で判断されるので 難しくなるようですが
ここでは当然 快適な家造りの目線からの話になります
まず快適さは温度だろうか?という問題です
例えば 外気温36度の直射日光の太陽の下では 間違い無く汗が噴き出るほどの
暑さを感じますが 木陰に入ると涼しく感じます 体温が36.5度とすると 外気はそれより
低いの温度ですから 本来は暑く感じない筈で 暑く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当って
熱を発しているからだそうです その証拠に36度のお風呂に入った場合は誰もがぬるく感じる筈です
でもサウナ風呂の温度は約90度で お湯なら熱いどころか死んでしまいます
つまり「暑い・寒い」と感じるのは温度だけでは無いということです
(湿度という関係もありますが 今回はさておきます)

熱エネルギーの熱流には 輻射・伝道・対流 の三つだそうで
実際のほとんどの熱伝達は輻射熱によるもので その量は全熱移動の75%を占めるそうです
ところが住宅で使用する断熱材が対抗できるのは伝道熱と対流熱が主で
輻射熱には殆んど対抗出来ません 従って断熱材を厚くしたり 熱伝導率を低くしたりしただけでは
効率的に熱移動を阻止できないという事です そして全熱移動の75%を占める輻射熱に対抗出来るのが
アルミ箔で出来ている遮熱材という事だそうです アルミ箔は輻射熱を反射します
金箔や銀箔も輻射熱を反射しますが 建材として使用するにはとても高価すぎます

この某メーカーの説明によると アルミ箔の遮熱材を使用する事によって
断熱材では遮断する事が出来ない輻射熱を反射し 例え温度が30度でも
快適な空間を生み出すことが出来るという事です
ただこのアルミ箔で出来た遮熱材の欠点は こんどは伝道熱や対流熱には抵抗出来ず
有効な空気層を設けた 適正な施工法が必要な事だそうです
施工費も断熱材に比べるとかなり割高です

結局この遮熱材の某メーカーさんの説明通りだとしても 実際にどこまで有効なのか
実感する機会が無いのと コスト高になってしまうので 今の時点では
お客様にお勧めできるのかどうかは とても難しい問題です
ただ理論的には有効だとは思いますので これから注目して行きたいと思います

快適な家造りとは 本当に難しいものですね
今回は長々と珍しく真面目なお話で・・・ 疲れました・・・

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